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テスラが発表、『サイバートラック』。未来のトラックや物流の在り方を考察する!

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自動車に少しでも興味のある方であれば「テスラ(TESLA)」という車の名前・会社名は聞いたことがあるでしょう。「電気自動車(Electric Vehicle=EV)を生産、販売しているアメリカの会社でしょ」という答えが返せるようであれば、十分知っている、といえます。モデルXやモデル3といった車名が即座に出てくるようであれば、事情通の部類です。
EVこそ環境にやさしい未来の車、という信念のもと2003年の創業以来、さまざまなモデルを発表してきたテスラ。最新モデルとして2019年11月に概要などが発表された「サイバートラック」の話題を中心に同社の歴史や事業、日本での展開、EVとバッテリーの関係、試乗やディーラーの有無などに加え、テスラCEOのイーロン・マスク氏のトピックなどを採り上げてテスラの話題を総まくり的にまとめました。

1. テスラの車を含めた電気自動車とは?

電気自動車(EV)メーカーとして、定期的に話題となるニュースを提供、存在感を示しているテスラ。2019年11月に生産が発表されたサイバートラックの魅力や課題、新車価格といった説明の前に、テスラを含めたEVとは、いったいどんな車なのか、エンジン車との違いを中心に、まず簡単に解説します。
EVとはElectric Vehicleという英語の頭文字です。電気を溜めておけるバッテリーからの電力供給を受けてモーターを回して走行する、というのが基本の仕組みです。バッテリー搭載車ですので充電が必要で、充電に時間がかかることが欠点ではあります。年々電池の蓄電性能や充電時間が短縮されてはいますが、エンジン車のように燃料を入れれば即走れる、という段階には達してしません。

EVの一番の魅力は二酸化炭素やPM2.5 などの有害物質を排出しないこと

加えて連続走行距離が長くないこともネックでしたが、近年はテスラ車を筆頭に、バッテリー容量を大きくすることで改善され、1回のフル充電でガソリン車並みかそれ以上の連続走行が可能なEVも出現しています。同様にバッテリーは価格が高価でしたが、今では品質が良く価格も安いバッテリーが登場してきており、EVの未来車としての可能性が高まってきているのです。
一番の魅力で長所なのは、環境への影響で、二酸化炭素やPM2.5といった有害物質を排出しないこと。充電、蓄電の技術進歩が待たれるのがEVの現状です。

ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車はEVの仲間

EVと似た仕組みを持つ車にHVとPHVがあります。それぞれHybrid Vehicle、Plug-in Hybrid Vehicleの頭文字を取っての呼称です。HVはハイブリッドの略で、2つ以上の動力源を持つ車を指し、日本のお家芸ともいえる、エンジンとモーターの相互を効率的に利用して動力源とする車のことを指します。PHVは、直接コンセントからプラグで充電できるHVであるため、PHVと呼ばれているのです。

エネルギー効率が格段に良い電気モーターを使ったテスラ

余談ながら、有害物質を排出する石油燃料と電力のエネルギー効率は、自動車の動力として見ると、ガソリンエンジンが20~30%、電気モーターが20~99.5%となっています。効率面で見ても電気モーターがガソリンエンジンに勝っており、しかも有害物質を出さないというのが電気なのです。そんな電気を使ったEVの可能性を信じて車を生産しているのがテスラといえます。

2. 2003年創業のテスラ、草創期は資金調達に苦戦

さて、まずは簡単にテスラの車生産と販売の歴史を振り返ってみます。現在でこそ「未来を感じさせる」「最先端技術を駆使したEVのメーカー」「環境に配慮した姿勢」など肯定的な評価が聞かれるテスラですが、2003年の創業後しばらくは資金調達などに時間がかかり、車の生産をなかなか始められず苦戦しました。

テスラ初のEVはスポーツカータイプ、2008年発売のロードスター

それでも2008年には、現在は中国の会社ながら英国発祥メーカーのロータスカーズの協力を得て、ロータス・エリーゼなどの部品を使って、テスラ初のEVでスポーツカータイプの「ロードスター」を発売。新車価格が日本円で約1,000万円という設定にもかかわらず、市場からは好評を持って迎えられたのです。

テスラ初のEVは2008年発売のロードスター
テスラ初のEVは2008年発売のロードスター出典:Wikipedia

その後は、セダン型のモデルS、後席のファルコンウイングドアが話題となったSUVのモデルX、初の量産EVで低価格のモデル3と新車を発売しており、現在は4車種が市場に出回っています。今後の展開としては2021年から納車予定のモデル3のコンパクトSUV版であるモデルY、世界初のトレーラーヘッド、Semi(セミ)、新型ロードスター、サイバートラックの4車種の生産が発表済で、新車としての登場が待たれています。

3. 2019年11月のサイバートラック発表会が話題に

このうち、大きな話題となったのが、2019年11月に米国カリフォルニア州で行われたEVの最新モデル「サイバートラック」の発表会で、生産と新車の予約受付を兼ねたデモンストレーションでした。サイバートラックという呼び名も先進性を感じさせますが、イメージとしてはハリソン・フォード主演のSF映画「ブレードランナー」(1982年)の中のトラックとしてふさわしい」というような事前紹介がなされました。

最新モデル「サイバートラック」
最新モデル「サイバートラック」出典:Tesla, Inc

そんな中、発表会で登場したサイバートラックのデザインは、確かに未来風のシルバーの金属板を車の形に張り合わせた、というカクカクした感じでした。丸みがほとんどなく、真横から見ると三角形になっていることから、多くのメディアが「斬新」という形容を使って紹介しました。斬新というより簡素化した外見、というのが実情に近いようです。

テスラのサイバートラックのコンセプトは全く新しいピックアップトラック

コンセプトは全く新しいピックアップトラック
コンセプトは全く新しいピックアップトラック出典:Tesla, Inc

というのも、サイバートラック発表会の司会進行を務めたCEOのイーロン・マスク氏は「現在のピックアップトラックは、どれも似たような形です。テスラのコンセプトは全く新しい、これまでにないようなピックアップトラックとして市場に投入したい」と話し、意図的な面もあったことを明らかにしたからです。

サイバートラックのボディは高硬度のステンレス合金

確かにテスラのサイバートラックの外見は、前述のように金属板を車の形に組み合わせてタイヤを付けた、という感じのシンプルな仕上がり。実はサイバートラックのボディは窓を含めて防弾仕様を実現するためもあってか、ロケットにも使われている高硬度のステンレス合金を素材としているそうです。硬すぎて加工がしにくいことも手伝って、登場したようなデザインになったとか。

サイバートラックのボディは高硬度のステンレス合金
サイバートラックのボディは高硬度のステンレス合金出典:Tesla, Inc

サイバートラックの頑丈さを示すデモンストレーションでハプニング!

発表会では、そんなサイバートラックの頑丈さや防弾仕様がどのくらいなのかを示すデモンストレーションも行われました。大きなハンマーでボディー側面を打つというパフォーマンスを行い、へこんだり、キズが付いたりしないことを見せつけました。続いて野球ボールほどの大きさの鉄球をサイバートラックの助手席側面窓ガラスに投げつけたところ、見事に弾き返す、という具合にはいかず、窓ガラスにヒビが入るという想定外の結果に。
もう一度後部座席側に投げつけた鉄球も案の定? ガラスにヒビ割れを生じさせてしまいました。しかし鉄球は貫通せず、窓ガラスもヒビが入りはしたものの砕けたわけではなかったことから、立派に「防弾」仕様は証明されたということなのでしょう。

鉄球投げ付けでヒビが入ったサイバートラックの防弾窓ガラス

防弾窓ガラスを含むサイバートラックのインテリア
防弾窓ガラスを含むサイバートラックのインテリア出典:Tesla, Inc

とはいえ、窓ガラスのヒビ割れは、司会進行としてサイバートラックの脇にいたCEOのイーロン・マスク氏も思わず、「ちょっと強く投げすぎたかな」と苦笑いしていました。後日、マスク氏のSNSで、先にハンマーでボディ側面を叩いたため、防弾ガラスを支える窓枠が若干緩んでいたらしい、というコメントを発信していました。好意的に見れば防弾ガラスのヒビは、生産時に生かせるような今後の課題を示してくれた、といえそうです。

サイバートラックの市場での課題とは?

課題という面では同発表会後しばらくして、サイバートラックが世界市場に投入されるにあたりヨーロッパの自動車規制への不適合点ほか、指摘されている修正点が示されました。以下にサイバートラックの主な修正課題やデザインなどを箇条書きにします。

  • バンパー部分を含むフロントのデザインが「凶暴」で歩行者を保護するようでなければならず、衝撃を吸収する形態でなければならない
  • 助手席側はともかく、運転席側にもサイドミラーがない
  • 衝突時などに、インテリアが乗車している人に対して危険な形状

また、課題というか有効な助言として、荷台部分の屋根などを太陽光パネルにして充電し、バッテリーに回せるようにすれば航続距離が1日当たり50km前後伸びせるようになるとの試算も出ています。なお、でも会場でも発表されたサイバートラックの価格ほかスペックを表にして示しました。アメリカ市場用の数字ですが、価格は日本円も示しました。一番シンプルなシングルモーターRWD(リアウィールドライブ=後輪駆動)車が先陣を切って2021年後半から新車として納品される計画です。

グレード(シングルモーターRWD)
駆動輪:後輪駆動
米ドル価格:$39,900
日本円価格:427万円
0 – 60MPH加速:6.5秒以下
航続距離(満充電時、EPA基準):250マイル以上(約400km)
グレード(デュアルモーターAWD)
駆動輪:全輪駆動
米ドル価格:$49,900
日本円価格:534万円
0 – 60MPH加速:4.5秒以下
航続距離(満充電時、EPA基準):300マイル以上(約480km)
グレード(トライモーターAWD)
駆動輪:全輪駆動
米ドル価格:$69,900
日本円価格:748万円
0 – 60MPH加速:2.9秒以下
航続距離(満充電時、EPA基準):500マイル以上(約800km)

自社サイトはもとより動画サイトで見られるサイバートラックの走る姿

発表会後に試乗会も行われ、参加したファンは大喜びで自撮り動画などをアップするというはしゃぎぶり。動画では内部からの走行シーンが披露されていましたが、実際にテストコースらしき道路を走るサイバートラックの動画もテスラのサイトで公開されています。そんな動画や発表会のサイバートラックで気付いたのは、車体のどこにもテスラのロゴがないことです。

4. テスラの社名由来とロゴに込められた理由とは

テスラのロゴといえば、郵便マーク(〒)をデフォルメしたような意匠が知られています。サイバートラック以外の車体のフロントやリアに、しっかり表示されたロゴとして馴染みがあります。これは社名であるテスラ(Tesla)のTが元になったロゴなのはもちろんですが、いくつかの意味が込められているのです。

テスラという社名はアメリカの物理学者二コラ・テスラから

ちなみに、社名のテスラとは、CEOのイーロン・マスク氏が尊敬して止まない、アメリカの発明家で物理学者のニコラ・テスラの姓から取られています。余談ながら、社名の元になったテスラは、現在の電力供給の元となる送電方法の基礎を築いた人物。EVをはじめとする電気関連事業を手掛けるマスク氏の影響もあってか、近年業績が再評価されています。

電気モーターの一部がテスラのロゴデザインの元

サイバートラックはロゴも個性的
サイバートラックはロゴも個性的出典:Tesla, Inc

ロゴのデザインの元となったイメージはもう一つあります。それは電気モーターの断面の一部分で、マスク氏もSNSで認めています。電気モーターは、テスラのロゴを8個用意して、下部を小円に刺して丸くなるように並べた形をしているそうです。電気に関係あるユニークな視点のロゴと言えますね。
また、盾にロゴが載ったスタイルも初期にはあったそうで、こちらはロゴを形成する盾が信頼性、安全性を象徴するとして、ロゴにしていたのだとか。二コラ・テスラからのTにしろ、電気モーターの一部にしろ、シンプルで分かりやすいロゴといえましょう。

5. シンプルすぎるテスラの新車、モデル3の内装

シンプルといえば、米国でのサイバートラック発表会から遡ること約2カ月、2019年9月から日本でも新車の納車が始まったモデル3の内装もシンプルでした。セダンタイプとして先行発売されたモデルSよりもコンパクトな外観で、ベンツのCクラスやBMWの3シリーズを意識したデザインだったこともあって、多くのメディアの注目を集めました。

モデル3
モデル3出典:wikipedia
Carlquinn投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

そんなモデル3の新車の本領は、運転席周りやダッシュボードを含む内装にあります。モデル3の運転席側のドアを開けてびっくり。テスラのロゴが真ん中に入ったハンドルが運転席の前にあるのは何の違和感もありませんが、モデル3のフロントガラス手前中央のダッシュボードに15インチスクリーンのタッチパネルがあるだけ、というシンプルさ!

モデル3のフロントガラス手前中央のダッシュボード
モデル3のフロントガラス手前中央のダッシュボード出典:Tesla, Inc

ダッシュボード中央のタッチパネルでスイッチ系統を操作

新車の内装として、これ以上はないというほどスッキリしていて無機的な感じというのがテスラモデル3の内装の特徴です。しかし、モデル3の内装として中央に置かれた15インチのタッチパネルというのは、机上のPCなどと違い車内だけに大きさを感じます。

タッチパネルでスイッチ系統を操作
タッチパネルでスイッチ系統を操作出典:Tesla, Inc

モデル3の大きな中央のタッチパネルで、バッテリー残量による予想走行距離表示やエアコンやオーディオ操作といったスイッチ系統のオンオフをすべて把握し、操作するのです。従来の車のように手がスイッチ類の場所を覚えている感覚で操作できないのは、手触り感がない新車だと嘆く人もいるかもしれません。

シンプルな内装のテスラモデル3に搭載された旧タイプのガジェットとは?

そんな考えは古いと笑われそうですが、スクリーンを指でスライドさせたり、スクロールさせたりするのが当たり前の世代にとっては、モデル3の内装は、新車として待望の姿なのでしょう。実は嘆く旧世代も満足するような内装のガジェットも、テスラモデル3の新車には施されています。

後部座席中央のコンソール内の電源ソケット
後部座席中央のコンソール内の電源ソケット出典:Tesla, Inc

後部座席中央のコンソール内の電源ソケット、窓枠上部のコートハンガーに加え、将来のアップグレード時に使える室内カメラが、バックミラーの上あたりに付いているというのは、愉快ですね。

6. テスラ車のバッテリー位置とタイプを解説

シンプルな内装のテスラ3もEVなので、もちろんバッテリーは車体中央下部の前後輪の間のシャーシーに敷きつめられるように搭載されています。テスラの新車の大きな特徴は、この車体下部に敷かれたバッテリーにあるといえます。バッテリーが重心となり、横からの衝突でも横転しにくい設計になっているのです。
テスラはEV用だけでなく企業向け、一般家庭向けのバッテリー事業も並行して行っているのをご存じ方は、少ないかもしれません。特に本国アメリカでは、ソーラーパネルを使った太陽光発電による電池や電力供給システムも市場に展開しています。電気エネルギーを畜放電するバッテリーによる太陽光発電システムについては別の機会に譲るとして、ここではテスラのEV搭載バッテリーについて説明します。

テスラのバッテリーはトヨタプリウスでも使われているリチウムイオン

テスラの車載バッテリーは、種類が多いことでも知られるリチウムイオン(Li-ion)バッテリーの一つ、NCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)系バッテリーを使っています。このバッテリーは、トヨタのプリウスPHVにも使われています。しかし、材料のうちコバルトが高価であることから、テスラは、リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーへの移行を検討中です。
テスラは、米カリフォルニア州フリーモントと、中国の上海郊外の2カ所に新車の生産工場を持っています。前者はGMやトヨタの生産工場跡地を改装して利用、1万人超という従業員が働いており、米国ほかの市場にモデル S、モデル X、モデル3を供給しています。後者の中国工場では、中国国内向けのモデル3を生産しており、同車にLFPバッテリーを搭載する計画が取り沙汰されていることがニュースになりました。

リチウムイオンバッテリーの中でも劣化が少ないLFPバッテリー搭載を計画中

LFPバッテリーは、材料コストが安く大量生産に向いていることが大きなメリットです。また、長年のバッテリー使用で放電による劣化が課題のリチウムイオンバッテリーの中でも、特に劣化が少なく寿命が長い、という特徴があるためです。
こうしたバッテリーを車体下部、座席の下に敷き詰めて重心を下げ、前部のエンジンがなくなったことで車体のバランスがよくなっているのがテスラのEVなのです。さらに言えば、エンジンの冷却も不要でトランスミッションもないため、加速性能やハンドリングが良くなり、安全性が増すことにつながっています。

バッテリーを車体下部に設置して重心と広い車内空間を確保したテスラ車

つまり、従来の駆動に必要だったパーツがなくなったことは、車内空間が増えたことになり、ゆったりした乗り心地を実現、さらにリアだけでなくフロントにも荷物を積める車体となっているのです。
エンジン関連のパーツがないことで、車内を広く自由に使った内装もアリなのでしょうが、シンプル・イズ・ベストを体現したのがテスラ初の量産型で、価格も日本円で約500万円という、手が届かないわけではない範囲で手に入れられる「テスラモデル3」というわけなのです。

7. 日本でのテスラ車の試乗はどこでできる?

これまでの説明で、テスラの姿勢や車のメリットなどの特徴が分かったことと思います。そうなるとEVとして魅力が大きいテスラ車を試乗してみたい、とい思う方もいるはずです。日本でのテスラの試乗はできるのでしょうか。答えはイエス、もちろんできます。ただし全国に試乗場所があるわけでなく、現在は下記の4カ所のみが試乗可能なテスラジャパンのショールームです。
ショールームでは試乗とテスラEVの説明や仕組み、補助金や購入後のメンテナンス、経費、税金などについての説明を受けられます。また他の道府県にお住いの方は、テスラジャパンのウェブサイトから問い合わせできます。

テスラの試乗はテスラジャパンのショールームで3車種が可能

ショールームでのテスラ車の試乗は、フラッグシップモデルのEVセダンModel S、同じくセダンながらコンパクトな最新車Model 3、SUVのModel Xの3車種です。試乗申し込みは、テスラジャパンのウェブサイトから案内に従って、試乗に必要な必要事項を記入して送信します。
後日、テスラジャパンの担当者から連絡が入るので、試乗日時や場所を決めてからショールームへ。試乗は約15分です。試乗の際は運転免許証をお忘れなく。なお、下記の4カ所のテスラジャパンのショールームで、予約なしでの試乗も受け付けている場合もありますが、予約しての試乗が確実のため、予約を勧めています。
そのほか、テスラジャパンは、全国での試乗を含むイベントを不定期ながら開催しているので、イベント情報などを知りたい方は、テスラジャパンのサイトからメールアドレスを登録しておくことで入手できます。興味のある方は登録しておくことをお勧めします。

テスラショールーム(順不同、カッコ内は住所、営業時間)

  • テスラ青山(東京都港区南青山2-23-8、平日11:00~20:00、土日祝日 10:00~19:00)
  • テスラ ラゾーナ川崎プラザ (川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ 2F、平日10:00~21:00)
  • テスラ心斎橋(大阪市中央区南船場4-2-4、平日11:00~20:00、土日祝日 10:00~19:00)
  • テスラ名古屋(名古屋市千種区千種 3-35-13、平日11:00~19:00、土日祝9:00~20:00)

8. ディーラーを持たないテスラ、メンテはどこで行う?

テスラは自社のEV販売に関して、メーカー直納方式を行っており、車の販売やメンテナンスを一手に引き受ける窓口といえるディーラーを持っていません。北米では、2018年ごろまでディーラー方式でのテスラ車販売を行っていましたが、同年末に全ディーラーを廃止し、直納方式に切り替えたことが話題になったほどです。コスト削減とともに、車の状態を含む顧客データをメーカーで一元管理することが、生産やメンテナンスに活かせるとの戦略があるようです。

新車購入やメンテはテスラジャパンのサイトから

日本では、テスラ車の購入予約スタート時からディーラーが存在していません。このため、テスラ車の購入は基本的にテスラジャパンのウェブサイトから行うことになります。価格が高い商品である車を、対人ではなくネットを通して行う、というのは不安があるのは当然でしょう。
とはいえネットでのそうした高額商品の取引が徐々に社会に浸透してきているのも事実。ディーラーを通しての販売を行わないテスラジャパンながら、現行のショールームでの試乗、及び各種手続きを含めた予約購入を可能としているからです。

テスラの部品交換や修理などのメンテは国内3カ所のサービスセンターで

ただし、テスラを購入したい、接してみたいという地方在住者にとってディーラーがないのは不便で、ショールームのある首都圏などへ出ないと試乗できない、という不満が残る方式ではあります。また、ディーラー不在と聞いて購入希望者が心配なのが、メンテナンスを含むアフターサービスがどうなっているかでしょう。
EVですので、エンジン車のようなエンジンオイルやオイルフィルターの交換などはありません。しかし、EVはバッテリーを含む電気系統のチェックなどの定期的なメンテナンスが必要になってきます。
このため、ディーラーを持たないテスラジャパンとはいえ、定期点検は必要なので、日本には現在3カ所のサービスセンターを設けて、バッテリー交換や修理を含むメンテナンスに対応しています。サービスセンターは東京、横浜、名古屋にあり、予約は専用アプリなどから可能です。定期点検は1年目点検で約3時間、2年目で5時間など経年により点検時間が長くなっていくのは、エンジン車と変わりません。

9. まとめ

本文では生産されて入手可能な全モデルの詳細については触れませんでしたが、テスラは現在4車種を市場に提供中で、同じく4車種の生産が発表されており、登場が待たれています。大掛かりなデモンストレーションを行ったサイバートラックは、8番目のテスラのEVです。いかにもアメリカンらしいサイバートラックはさておき、内装を詳しく紹介したモデル3には、機会があれば乗ってみたい、と思った方も多いのでは?
数年あるいは十数年先に懐具合と価格が折り合えば購入して乗り回したい1台、になることは間違いないのがテスラのEVでしょう。バッテリー開発だけでなく、日産リーフというEVで先行している日本の車メーカーにも、魅力的なモデルを市場に投入してほしいものです。

懐具合と価格が折り合えば購入して乗り回したい1台
懐具合と価格が折り合えば購入して乗り回したい1台出典:Tesla, Inc

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