「一括査定」×「プロにお任せ」=『ウロッカ!』

プリウスを凌ぐ意外な1位の正体とは?トヨタ車歴代人気ランキング発表!

toyota-bestseller-cars-consideration

日本を代表する自動車メーカーと言えば「トヨタ」と、男性・女性問わず若者からお年寄りまで答える方は多いのではないでしょうか。
実際日本国内の時価総額では第1位、世界の時価総額でも日本企業で唯一のTOP50入りを果たしており、世界中にトヨタの名前は知れ渡っています。
そんなトヨタはコンパクト・セダン・SUV・高級車あらゆるモデルを販売していますが、どんな車種が人気を集めてきたのでしょうか。
この記事では販売台数を元にトヨタの人気車種のランキングを作成しました。

1. 第7位:若者や女性からも人気のコンパクトハイブリッドカー「アクア」
(国内販売数約150万台)

「アクア」(国内販売数約150万台)
「アクア」(国内販売数約150万台)出典:トヨタ自動車株式会社

5ナンバーサイズのコンパクトハイブリッドカーとして2011年12月にデビューしたアクアですが、小回りの良さ・軽いボディ・34.4km/Lという燃費の良さ(デビュー当初はプリウスを上回る燃費性能)・買いやすい価格(100万円台後半)を実現することにより、若者や女性を含む多くの人のニーズにマッチした車となりました。

そのことは販売開始から4年2か月後の2016年2月末に販売台数が100万台を突破したことからわかります。これまでトヨタの車種で最も速く100万台に到達したのはカローラの約6年でしたがアクアは大幅に記録を塗り替える人気車になりランキング入りを果たしました。

確かに2012年以降街中で急激にアクアを見かけるようになりましたが、思いのほか主婦をはじめとする女性が乗っている姿も多く見かけました。
コンパクトなボディサイズで大きな車の運転が苦手な女性でも車幅がつかみやすいことや、メイン・セカンドカーして購入するのに手ごろな価格、燃費の良さなどが若者たちの心もつかんだといえるでしょう。

2. 第6位:トヨタを代表するコンパクトカー「ヴィッツ」
(国内販売数約300万台)

「ヴィッツ」(国内販売数約300万台)
「ヴィッツ」(国内販売数約300万台)出典:トヨタ自動車株式会社

スターレットの後継車として1999年にデビューした当時、デミオやマーチといった他車のコンパクトカーがすでにあったものの、安い販売価格を実現することに的を絞っていたため、「どこかいまひとつ、安っぽい、デザインが悪い」など敬遠されていたのがコンパクトカーです。
またミニバンやクロスオーバーSUVの登場により、セダンをはじめとする大型車を所有することに憧れを持つ人も多くいました。

そんな中にあって、ギリシャ人デザイナーによる革新的なデザインや室内空間の広さ・安全・環境性能を兼ね備えていたヴィッツは、第20回日本カー・オブ・ザ・イヤー1999-2000を受賞するなど、デビュー後すぐに多くの人から認められる人気車種になりました。
ファンカーゴ・bB・イストなどの派生車が誕生するきっかけを作ったことから、ヴィッツに採用されたプラットフォームや機能性がトヨタ社内でも評価されていたことも分かります。

1.0Lと1.3Lに加えスポーツグレードの1.5Lエンジンを搭載した「RS」やTRDが開発・販売したターボを乗せた「RSターボ」などを取り扱い、若者世代やコンパクトカーだけど走れる車を求める人たちの心をつかんできました。
ありそうでなかったコンパクトカーとして男性はもちろん、女性からも人気を集め、現在までに300万台以上を販売してランキング第6位に入賞しています。

コンパクトカーでスポーツ走行ができる車が少なかった時代に、1.5Lやターボグレードを投入したことが若者達やゆとりを求める大人層からの支持を集めることになりました。
デミオやマーチも1.5Lモデルを販売していましたが、デザインや機能性にこだわったことやトヨタから発売された車種として、これまでコンパクトカーを避けていた人たちに寄り添えたこともヴィッツが人気車種になれた要因になっています。

3. 第5位:日本を代表する高級車「クラウン」
(国内販売数約500万台)

「クラウン」(国内販売数約500万台)
「クラウン」(国内販売数約500万台)出典:トヨタ自動車株式会社

トヨタの人気高級車と言えばクラウンという印象があるのは筆者だけでしょうか。
もちろんセルシオやセンチュリーなど、クラウンの上に君臨するモデルがあることも事実ですが、高級車として何十年にもわたり自動車業界の先頭を走っている車種であることは間違いないでしょう。

1955年から十数年間はクラウンが放つ高級車の雰囲気ゆえに、公用車や社用車向けというイメージを持つ人が多く、個人向けとして購入を躊躇している方も大勢いたようです。そんなこともあり3代目S5#型からは個人をターゲットとしたグレードを新設し、クラウン普及へ尽力を尽くしました。

7代目S12#型では「いつかはクラウン」というキャッチフレーズを掲げ、クラウンを所有することへの憧れや夢をアピールしてきました。この時からスポーツタイプの足回りやフロントスポイラーを装備したアスリート(Athlete)が登場し、後のスポーツグレード誕生のベースとなりました。
その後、全モデル3ナンバー化や2.5L・3.0L・ターボモデルの追加など、ラインアップに選択肢を持たせることで購入希望者のニーズに応えられるように、そして高級車だからといって遠慮しがちな若者世代を取り込むためのチャレンジ精神も忘れませんでした。

12代目S18#型からは「ゼロクラウン」と称しプラットフォーム・エンジン・サスペンションを全て新しくしたことで、これまでの保守的なイメージを変えることに成功し、2008年には累計販売台数が500万台を超え文句なしのランキング第5位入賞です。

実際筆者も14代目(先代)S21#型のロイヤルとアスリートに試乗した経験がありますが、味付けの違いがはっきりわかりました。
ロイヤルは高級車としてのイメージを損なわないようにサスペンションも柔らかくすることで乗り心地に気を遣っており、アスリートは高級車だけどスポーティーに走れることを意識してサスペンションはロイヤルに比べると固めになっていました。
高速巡行中の乗り心地の違いもありますが、高速でコーナーを曲がる際の車体の沈み方や傾き方も異なっていたので、ロイヤルとアスリートの販売ターゲットが明確になっていることを体験できました。

4. 第4位:今は亡き伝説「マークⅡ」
(国内販売数約650万台)

「マークⅡ」(国内販売数約650万台)
「マークⅡ」(国内販売数約650万台)出典:wikipedia

1968年にデビューしコロナとクラウンの中間車種という位置付けで設計され、その後はチェイサーやクレスタの兄弟車も発表されるなど、マークⅡ3兄弟として一気にこの世に広がっていきました。 
4代目となるX60型からはターボ搭載モデルも追加され、よりパワフルにそしてスポーティーに走ることができるようになりました。
7代目X90型からは全車3ナンバーサイズとなりミドルクラス自動車の仲間入りを果たしました。
この頃になるとハイパワーでLSD装着車も登場したため、峠やサーキット・ドリフトなどのスポーツ走行や走り屋の間でも人気の車となり、生産終了となっている現在でも若者を中心にファンが多くいます。

クラウンに手が届かない人やゆったりとしたセダンに乗りたい人などをターゲットにしたことが成功した理由の一つでしょう。現在ではマークⅡの後継車であるマークXも生産終了となっていますが、長きにわたりトヨタをけん引してきた代表車種の一つであることは間違いなく、当ランキングでも第4位になりました。

5. 第3位:トヨタを代表する高級SUV「ランドクルーザー」
(国内販売数約680万台、シリーズ累計世界販売数約320万台)

「ランドクルーザー」(国内販売数約680万台、シリーズ累計世界販売数約320万台)
「ランドクルーザー」(国内販売数約680万台、シリーズ累計世界販売数約320万台)出典:トヨタ自動車株式会社

トヨタを代表するSUVと言えば、ランクルの名称で親しまれているランドクルーザーでしょう。
もともとは1951年に現在の陸上自衛隊への納入を狙って開発された車で、60系が登場する1980年までは警察や自衛隊のパトロール車などの業務用として普及していました。
しかし60系登場の1980年から個人で楽しめるSUVを作ることに本格的に取り組み、居住性やインテリア面で高級感を高めました。

1989年に80系が登場すると北米やオーストラリアなどの海外販売にも力を入れ、オフロード・耐久性能を兼ね備えたSUVとして人気になりました。
後継車の100系には初搭載となるV8エンジンや電子制御式フルタイム4WDなどが採用され、悪路も街中も走破できるオールラウンダー高級SUVとして浸透していきました。
2014年には70系(1984年登場)の発売30周年を記念して、期間限定の復刻生産を行いランクル・SUV愛好家やカーマニアの心を熱くさせました。

ランドクルーザーの販売台数は680万台ですが、プラドやレクサスLX等のシリーズ全てを合わせた世界合計販売台数は約1,001万台となり、現在でもSUVの王者としての人気は衰えおらずランキングTOP3に入りました。

6. 第2位:ハイブリッド車を世界に広めるきっかけを作った「プリウス」
(国内販売数約430万台、世界販売数約1,000万台)

トヨタ「プリウス」(4代目 ZVW50)
「プリウス」(国内販売数約430万台、世界販売数約1,000万台)出典:トヨタ自動車株式会社

男性・女性・若者・お年寄りの多くの方が知っているであろう、世界初の量産ハイブリッド自動車「プリウス」がランキング第2位になりました。
世界初の試みに挑戦したものの、走行性能は当時の排気量1,000cc以下の車と同等であること、ハイブリッドカーに対する大衆の意識が少なかったこと、バッテリーに不具合が発生することへの心配や不安を持つ人が多かったことを覚えています。
燃費性能では10・15モード燃費で28km/Lという驚愕の数値を出せたものの、同クラスの車に比べて70万円ほど高額だったため「ハイブリッドにする意味があるのか、元は取れるか」という疑問も重なり、年間販売台数が2万台以下と苦戦しました。

しかしその後、モーターのみでの走行が選択可能になったり、キーをポケットに入れたままドアロックが解除できるスマートエントリー、イモビライザーなどの最新技術を投入したり、燃費性能が38km/Lになるなどの改良がなされました。
エコカー補助金などのハイブリッド車を後押しする政府の動きや環境に対する意識が高まったことも重なり、2009年~2010年の1年間で約31万5000台を販売するという大人気車種になりました。

その結果2011年には販売台数が約102万台となり2017年には430万台まで伸ばしています。
ちなみに2017年にはトヨタのハイブリッド車の販売台数が世界中で1,0000万台を突破し、世界90以上の国と地域でプリウスをはじめとするハイブリッド車が広まっています。

世界初の取り組みをするというのは大きな挑戦であり、成功するか失敗するか予想ができない分野が多いと思いますが、そんな中でも未来や環境のことを考え、新しいことに挑戦するトヨタの姿勢は世界に誇れる日本企業と言っても過言ではありません。

筆者も初代プリウスの発進時や走行中にこれまで感じたことのない感触や独特の機械音・走行性能の悪さなどに衝撃を受けたのを覚えています。
「果たしてプリウスは人気車種になるのだろうか」と先が読めませんでしたが、トヨタの車両開発努力もあり見事に世界に誇れるハイブリッド車に成長してくれました。
今ではプリウスを代々乗り継いでいる方やハイブリッドの大衆車として若者や女性をはじめすべての世代から受け入れられている車になっています。

7. 第1位:男性・女性・若者・お年寄りの誰もが知る大衆車「カローラ」
(国内販売数約1,259万台、世界販売数約3,151万台)

「カローラ」(国内販売数約1,259万台、世界販売数約3,151万台)
「カローラ」(国内販売数約1,259万台、世界販売数約3,151万台)出典:トヨタ自動車株式会社

他車を寄せ付けない強さでランキング第1位に輝いたのは、1966年にデビューしたカローラです。
デビュー当初から日本と海外両方での販売を開始し、1970年には累計100万台を突破、1982年には1,000万台、そして2016年には4,410万台を達成しました。
内訳を見ると国内が1,259万台、海外では3,151万台となっていて、日本はもちろん世界でも大変人気のある車種であることが分かります。

カローラがトヨタの人気車種になったのにはいくつもの理由がありますが、「多くの人が求めているものを追求して車を開発した」ことが大きいでしょう。
例えば、初代E1#型には国内同クラスで初となる4速マニュアルフロアシフト(当時は3速シフトが主流だった)や前輪独立懸架など、30以上の新機構が取り入れられました。
また当時の大衆車といえばどのメーカーも排気量を1,000ccに設定していましたが、ライバルと差をつけるため、そしてカローラの優位性を示すために排気量を100ccアップさせた1,100ccエンジンを搭載しました。

2代目E2#型では高速道路が整備されてきたことから、長距離移動にもカローラを使えるようにと燃料タンクを大型化し、大衆が求めるもの・欲しいものに敏感であることで、男性・女性問わず若者からお年寄りにまで愛される人気車としての地位を確立していきました。

3代目E3#/5#型では、振動・騒音・エアコン・ヒーターなどの快適性を向上させたり、6代目E9#型ではパワーウィンドウや電動格納式ドアミラーなどが標準装備された最上級グレードやスポーツグレードの展開、「レビン」「ワゴン」「バン」などセダン以外のモデルも展開した結果、当時のバブル景気と重なり1990年には年間で30万台以上を販売する記録を打ち立てました。

日本を離れて海外に行くとトヨタ車を見かけることは多々ありますが、なかでもプリウスとカローラに遭遇する率は大変高くなっています。
日本では廃車レベルの車両コンディションでも海外では高値で売買されておりトヨタブランド、カローラの名前の強さを活かして、ハイブリッド車やSUVにも負けない車として生産され続けてほしいです。

8. まとめ

トヨタが誇る人気車種7つのランキングをまとめましたが、どの車種も日本ではよく見る車ですよね。
トヨタのような世界で通用する企業を支えているのは、男性・女性問わず若者からお年寄りまで全ての層に受け入れられるモノづくりをすることと言えるかもしれません。
コンパクト・セダン・SUV・高級車あらゆるモデルにおいてトヨタが日本でそして世界でさらに飛躍することを願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です